こんばんは?
おはようございます?笑
今日は、私の中で革命的だった、
『クロックス事件』
の話をしたいと思います。
端から見たら、
あ、そう。
で終わるような出来事ですが、
私にとっては衝撃的だったので書いてみます。
あれは、私がまだ実家にいた頃、
私は買い物に行くのに、家をちょっと出ることになりました。
玄関にあった、クロックスを履いて行きました。
車に乗って、
買い物を済ませて帰ってきたました。
そしたら、妹がめっちゃ怒ってました。
「うわぁ...近づかないようにしよう...」
そう思った矢先に、
妹「ねぇ!!私のクロックス履いてったでしょ!?!?」
あ、そういえば、確かに、
いつもは置いてない柄のクロックスだった気がする...
いや、でも、クロックスごときでそんな怒るか?
なんか壊したりしたっけ...
何やらかしたんだ私は...
私「履いてったけど...??」
妹「ねぇ、それ、新品だったんだけど。」
私「あ、そうなんだ...」
「でも、汚してないよ...?」
妹「あ〜、もう。そうゆうことじゃないんだって!!」
「私のクロックス二度と履かないで!!!!!!」
「本当に信じらんない、超ムカつく。」
すごい怒ってる妹を見て、
私もなんか腹が立って、言い返します。
私「いいじゃんクロックスくらい。」
「ほんとうるさいな〜」
妹「はるかはいいかもしんないけど、私は嫌なの!!」
「もう履かないでって言ってんじゃん!!!!」
圧倒的に、私が悪いので、とりあえず謝りました。
私「ごめん、わかったよ!」
「ムカつくな〜!」
こんな感じで、クロックスを履いて出かけただけで、
すんごい怒られました。
まぁ、私が人の靴履いたのが悪かったんですけど、
その時は全然納得がいきませんでした。
だって、私は、クロックス新品でもなんでも、
他人に履かれても、何にも思わない自信がありました。
なんであんなに怒ってたんだろう...
と、モヤモヤして、次の日に、友人に話しました。
私「〜〜〜ってことがあったんだけどさ、そんな怒んなくてもよくない!?」
「不条理だよね!?!?」
友「............」
「それ、私も妹さんと同じこというと思う。」
私「え!?!?マジで!!?!?」
友「あんたにはわかんないかもしんないけど、やだもん。」
「ただでさえ人に履かれるのが嫌なのに、新品とか...最悪...」
私「マジか......」
その後、何人かの友人にも同じ話をしたのですが、
皆同じようなリアクションでした。
その時私は、びっくりしましたが、
それと同時に、
「私の感覚が、みんなと違うんだ....!!」
「というより、私には理解できない感覚の人がいるんだ!!」
と、人生で初めて思いました。
私は、大抵の人の心境や気分を読めると確信していたのですが、
自分でいくら想像しても、
他人の心境や思考は、100%読むことができない。
理解することができないのだ、と体感しました。
これは、私にとってとても革命的なことでした。
当時、学校の先生を目指していた私は、
絶対にいい先生になれると思っていました。
みんなの気持ちを理解して、優しくすることができるからです。
でも、そんなのは自己満足に過ぎないのだと気がつきました。
学校の先生になりたい人っていうのは、
学校が楽しかったから、
先生になりたいと思える。
そう、私は考えています。
じゃあ、学校が楽しくない人の気持ちがわかるか?
いじめられる、いじめた経験のない私が、何をわかってあげられる?
不登校な子に、学校に来てくれるよう、説得できる?
そう考えたら、なんか、先生って使えねぇな、と思ったのです。
何が正解とか、どうしたらいいとか、
他人である「生徒」を導けないと確信したからです。
(今思えば、導く必要なんてないんですけどね。)
(好きなようにさせればいいんだと思ってます。)
そんなときに、他人と自分を、
いい意味で隔離できた気がします。
他人と自分を一緒にしてしまうと、
私にいろいろな影響が回ってきてしまいます。
あんなふうに怒られて、ショック受けるのも嫌だし笑
そうゆう人もいるんだ、ふーん。
それでいいんだと、よくわかりました。
そんな経験談でした。
たかがクロックス。
されどクロックス。
ですね。
姉妹ゲンカの恥ずかしい話でした。笑
mail; geoharukageo@gmail.com
最近書いたスケッチです。
お絵描きは楽しいぞ!